普通になりたい女の備忘録

死なないために書いてます。終わったら、何も残らないから。生きたい。今日もあなたのことを想って。

感情の言語化

とってもお久しぶりです。Mです。

半年以上ぶりにブログを書く気になりました。というのもインスタグラムのストーリーでは感情の整理ができなくなってきました。いろんなことにいろんな考えが出てきて、まとまらなくて。そんな3月になった初日の夜中。

 

1999年3月30日、私にCoccoを教えてくれた彼女は亡くなった。自殺だ。

彼女のように私も高校を卒業したら死にたかった。(こんなこと書いたら勘違いされて誰かに通報されたらたまったモンじゃないけど。)こんなずる賢い奴や容姿端麗な人たちだけが勝ち残る世界なんて私は勝てやしない。ずっと人より劣ってると思って今まで生きてきた。劣ってても私のことを愛してくれる人が沢山いて、その人たちに愛されてきたからここまで生きているのも知っている。でも、やっぱり、この世界にまだ希望は見出せない。死んだほうが楽だなって思ってしまう。だから今も精神状態がこんなにも安定していてもリストカットがやめられない。一生つきまとう自傷行為。セルフハーム。こういう生き方しか私は知らない。

 

今日、2020年3月1日、就職活動の情報解禁日、私は前を向いて歩き出せない。走れる靴もないままイバラの道に放り込まれた。すでに血まみれ、前に踏み出せない、終わりの見えない道。痛い、立つだけで激痛、歩き始めたら一回一回失神しそう。そこに私は立たされている。ならその道を辞退したい、逃げ道はたくさんあるのに、逃げることが許されていない。就職だけが全ての進路ではないのに、少しでも名がある大学に通ってしまうと就職することが当たり前、内定マウント、面接通過マウント、聞きたくないお前らの就活状況、どーでもいい。就職活動が終わることがゴールではない。就職した先でどう働いて、どう生きていくのか、それが大事であるのに目先のゴールは内定獲得。そんな考え、甘いんだよ。私はやりたくないことのために働けるほど暇ではない。面接で自分の実力を盛って、自己PRしてまで絶対に働きたい場所が正直一つもない。そもそも自分がやりたいことってなんだ?まぁ薄々気づいているけど、専門職。今通っている大学ではその専門科目は取れなかった。じゃあどうする?どうすればいい?諦めてどうでもいい御社に就職する?誰しも人生リセットボタンなんて存在しない。お前の人生、一回きりだぞ。

 

かつて私のことをリストカットしている女、通称リスカマンと呼びいじめてきた同級生の男がいた。私は一生彼らからされたことを許せないと思う。5年経とうとしている今も鮮明に記憶が残っている。根に持ってる。そんな感情を彼らは1ミリも知らず毎日どこかで暮らしている。私が受けた心の痛み、まあ言っちゃえば自爆だけどリストカットの一生消えない傷跡、そんな煩わしいものを毎日背負って生きている。まぁ5年前の私自身トチ狂ってたので、リストカットの写真SNSに載せた自分が悪い面もある。

 

当時担任ではなかった高校三年生の時の担任が授業後に声をかけてくれた、M最近顔暗いけど何かあった?そりゃ、ね。リストカットして苦しい、それをネットで叩かれて苦しい、人生終わらせたい、死にたい真っ盛りでしたから。

泣き噦る、挙げ句の果てにスクールカウンセラーの元に行かせられる。なんでリストカットしたのかなんて覚えてはいない、なんとなく、やってみたら気持ちが楽になった、血を見ていると気が楽になった、それだけのこと。なんで死にたいの?知らんよ、気づいたら生きていることより死んだほうがよっぽど楽なことに気がついちまっただけさ。ただそれだけのこと。

この世にはどうしようもないことだらけで、もちろん自分自身にもどうしようもないことだらけ。解決できないことも沢山ある。そんな葛藤を血を見て抹消している。でも最近のリストカットは、痛い。血を見るためだけに負うリスクや痛みが尋常じゃない。ずっと長袖の国じゃないのに、梅雨が来たら暑すぎて半袖にならないと生活できないのに。包帯ぐるぐる巻きの左腕なんてそれこそ、また誰かにリスカマンって呼ばれちゃう。一生許さない。いやでもお前らの記憶は残る。

 

”愛してる”ってただそれだけのためにだって

ただ今日があって、明日があった

Cocco「フリンジ」

 

愛してるって、誰かに言えたことがあるのだろうか、口先ではなく、心から。人を愛せてるのかな、自分のこともろくに愛せないくせに。そんなことを含めて自分が嫌いだ、可愛くない。お世辞にも可愛いとか美人とか言って来る人、申し訳ないけどその言葉で身を滅ぼされている気がする。自分のことをもっと好きになれない。私は一体なんのために生きてるのだろう。こんなぐちゃぐちゃな感情を抱えるために生きているなら死んだほうがいいなってまだ思っちゃうよ。誰かを、ではなくまず自分を、自分自身に愛してるって言える日がどうか早く来ますように。

 

3月、いろんなことがあるでしょう。そんな日々もどうか生きていけますように。サバイバーとして。